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CTIの費用はいくら?ランニングコストと初期費用の相場も教えます!
CTIの導入を考えている際、まず気になるのは初期費用やランニングコストだと思います。
ここでは、CTIシステムにかかる費用の相場をお伝えしていきます。
目次
そもそもCTIシステムとは?
CTIの費用について説明する前にCTIとは何かを簡単にご説明します。
CTIとは、「Computer Telephony Integration」の略で「コンピューター電話統合」とも呼ばれます。
PCと電話機、PBX(構内交換機)、FAX、などの電話系装置を統合し、コールセンターやサポートセンターの情報機能を効率化するシステムです。
CTIを導入時の3つの費用
CTIシステムを導入する時にかかる費用は
・初期費用
・ランニングコスト
・通信費用
の3つにわかれます。
では、それぞれ解説していきます。
CTIの初期費用の相場はいくら?
CTIシステムにはオンプレミス型とクラウド型とあり、それぞれ費用が異なります。
オンプレミス型のCTI初期費用
オンプレミス型CTIは、自社内に専用サーバーを設置し、システムを稼働させます。
セキュリティ対策やシステムカスタマイズができる反面、ゼロからシステム構築をする時間が必要なので導入されるまで時間と費用がかかります。
初期費用の相場は、おおよそ50万円前後、規模によっては数百万円前後となります。
クラウド型のCTI初期費用
クラウド型CTIは、メーカーが用意したクラウド上のサーバーを利用します。オンプレミス型に比べて環境が用意されているので早期導入ができ、初期費用も少額に抑えることができます。
メーカーによっては、初期費用無料というものもあります。
初期費用の相場は、おおよそ5万〜数十万円前後となります。
クラウド型コールセンターのメリットと、オンプレミス型との違いについてはこちら
クラウド型コールセンターとは。メリットやオンプレミス型との違いは?
CTIのランニングコストの相場費用はいくら?
オンプレミス型/クラウド型のどちらを導入したかによって、発生するランニングコストが変わってきます。
オンプレミス型のCRIランニングコスト
オンプレミス型は、システムやサーバー利用費用は発生しませんが、保守費用が年間でかかります。
保守費用の相場は、おおよそ初期費用の2〜3%です。保守サービスを利用すると障害発生時や不具合時にベンダーが対応をしてくれます。もし自社で運用できるのであれば保守費用は不要になります。
詳しい保守費用は各メーカーの営業担当者に問い合わせてみて下さい。
クラウド型のCRIランニングコスト
クラウド型は、メーカーのサーバーを利用するのでサーバー利用料が発生します。このランニングコストは、座席数やID数などで料金が変動したり、固定になる場合があります。
ランニングコストの相場は、おおよそ数千円~数万円です。
こちらも詳しい費用は各メーカーの営業担当者に問い合わせてみて下さい。
CTIの通信費用はいくら?
テレアポやコールセンター業務で最もコストがかかるのが通信費です。アウトバウンド型CTIでは、1日に何百件と大量に電話をかけます。
インバウンド型CTIでも、受電番号をフルーダイヤルに設定していたら、その通信費用は自社負担となります。どちらの場合も、通信費用の削減は必須になります。
一般の通信キャリアの料金体系は、”3分〇〇円”というのが多いです。例えば1分未満の電話であっても3分以内に切っているので、3分利用したのと同じ料金が発生します。
CTIの場合は1秒単位で電話料金を発生させるものがあるので、通信費の削減をすることができます。
費用の相場価格を知った上で比較検討しよう
様々なCTIシステムがあるため、費用以外にも「自社の業務体系にあった機能が備わっているか?」「業務規模に対応できるのか?」など総合的に判断することが求められます。
CTIシステムの費用相場感を知っているだけでも、判断材料になります。相場を確認したくなったらいつでもこの記事を参考にしてください。